15世紀末、コロンブスによって発見されてから、イギリス、フランス、オランダなどヨーロッパ各国からの移民が移住し、それと共に大量の馬が北米に渡り、乗馬が日常生活の一部になり、西部開拓時代の重要な交通手段として活躍し、20世紀初頭まで続いた。その結果、乗馬用具は豊富な革を素材に、鞍と共に改良され、他には見られないほど発達をした。西部劇でお馴染みのカウボーイの鐙は木や鉄製のU字方の物に革を巻き付けた物が多く見られる。その他、騎兵隊の革で覆われた物や、TEPADEROS(タパデロス)鐙と呼ばれる、大きく派手な物も見られる。
*注 分類上、メキシコは南アメリカに入れた。


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