インドといえば、紀元前5000年にまで遡る、インダス文明の発祥の地であり、アーリア系の遊牧民族によって始まり、紀元前2世紀にインド大帝国(ウマリヤ朝)が成立した。その頃のインド北方騎馬遊牧民によって初めて、使用されたといわれる初期の鐙らしきものが発明され、仏教と共に中国に伝わったといわれている。インドの鐙は小型で、繊細な装飾がされたものが多い。